やってはいけない近親交配ブリーディングは犬や猫を繁殖させるという、ペット業界においては大きな役割を果たす仕事です。

良い血統の動物を繁殖させるためにはいろいろな手法が取られますが、中には近親交配という手段が行われることもあります。

やってはいけない近親交配について説明します。

近親交配とは

近親交配とは言葉通り近親間で動物を交配させることです。例えば父親犬と娘犬とか、母親犬と息子犬、兄犬と妹犬、姉犬と弟犬などです。血縁関係が近い間で交配させると、場合によっては長所が強く表れて良質な犬が誕生することがあります。

ただ血が近い分逆に短所が優勢になってしまうこともあります。こうした極めて近い間柄での交配は「インブリーディング」と呼ばれます。このタイプの交配は、その動物の系統の良いところを「固定」するという意味合いで行われます。

わりと昔から行われてきた手法ですが、計画的にしっかり行われるのであれば非常に危険というわけではありません。ちなみにインブリーディングよりは血縁関係度が低い「ラインブリーディング」という手法もあります。

血筋が同じ間柄の交配です。それぞれの両親が兄弟関係、つまりいとこ同士に当たる犬の間での交配などがこれに当たります。インブリーディングよりリスクは少ない手法です。

やってはいけない無計画な近親交配

近親交配がダメなわけではありませんが、やはり血が濃いせいかインブリーディングにはリスクが多めです。奇形の症状がでたり、短所が色濃く出てしまったりします。

ですから先述の通り緻密な計画が必要ですが、やってはいけないのが無計画で惰性的な近親交配です。何度も近親交配を繰り返すと、個体の能力が低下したり、奇形や健康不良などの問題として表面化することがあります。

ですからむやみに近親交配をさせることはNGです。

動物の交配に関する知識は奥深い

交配に関しては様々な手法がありますが、こうした業務は決して素人がむやみに行う様なことではありません。

昨今ブリーダーの無責任な繁殖作業によって、むやみに動物の数が増え、劣悪な環境で育てられたり、行き場を失って殺処分される動物が多くいます。こうした悲しむべき事態を防ぐために、リスクの少ない繁殖の知識を増やすことが大事です。

まとめ

ブリーディングの手法の一つに近親交配というものがあります。人間の世界では信じられませんが、動物の世界では繁殖の方法の一つとして知られています

ただ無計画なインブリーディングはリスクが高いので決して行うべきではありません。正しい知識を持ってブリーディングに臨む事は、最低限のモラルです