海外のブリーダーの一般常識日本はまだまだペット後進国と言われてしまう事があります。

それは例えば法整備などの面で、先進国のヨーロッパなどと比べるとまだまだ浅さがあるからです。ですから海外の環境やブリーディングから学ぶ事は大切です。

そこで海外ブリーダーの一般常識について見てみたいと思います。

海外ブリーダーの一般常識1:販路が違う

まず海外の動物の販路について驚くことがありますが、動物愛護先進国と言われるヨーロッパの諸国は日本のようなペットショップの光景を見ません

ペットショップはありますが、完全許可制で、もし資格もない場合には販売する事は禁止されています。また日本では客寄せパンダ的にショーケースに動物たちが飾られていますが、あまりそういう店をヨーロッパでは見かけません。

こうした状況から、飼い主が犬や猫などの動物を買いたい場合は、ペットショップにある展示を見て飼うというよりは、ブリーダーから買い取ることがメインになっています。

日本でも直接ネット販売などでペットを販売する動きはありますが、少なくともこれまではオークションや卸売業者やペットショップを通しての流通が主流でした。

海外と言っても色々な国がありますが、販路が直接取引が主流という点が日本にない常識です。飼い主はブリーダーの飼育環境やペットの家族(親犬など)をチェックしてから飼います。

海外ブリーダーの一般常識2:繁殖計画が立てやすい?

上記の理由でブリーダーは飼い主と直接接する機会が多いのですが、飼い主はペットを購入する時に予約を行うことがあります。ということはブリーダーは繁殖計画を立てて必要な頭数の確保をしやすいということです。

とにかくむやみに繁殖させて飽和状態になるリスクが少ないです。余ってしまったので殺処分ではあまりにペットが不憫ですが、予約というシステムがあれば解消されます

海外では殺処分0!

全ての国ではないにしろ、例えばペット先進国のドイツでは殺処分ゼロを実現するシステムがあります。日本でも里親探しなどいろいろな活動はされているものの、何万件ものペットが殺されているという実態があります。

しかし、ドイツの動物保護センターでは最後まで預かった動物の世話をする仕組みがあります。その取り組みではなんと9割がたの動物がちゃんと別の飼い主にもらわれていくとのことで、ペットにとって幸せな環境があります。

日本においてはブリーダーの無理な繁殖や無責任な経営のせいで動物が行き場を失い、最終的に「廃棄」されているという悲しい実態があります。

保護センターの役割はブリーダーの業務とは直接関係ありませんが、ブリーダーのもとにいた動物が不幸にならない環境は日本では目新しいものです。

まとめ

海外のブリーダーと日本のブリーダーとで共通していることもあれば違うこともあります。ブリーダーは世の中に動物を送り出す役割を持っています。

海外のブリーダーは販路や繁殖計画が違い、より飼い主との距離が近いと言えます。いずれにしても、生まれてきた動物が大切に最後まで扱われる環境が日本には必要です。