頭数管理と品種品質維持のポイントトップブリーダーと聞くとどんなイメージがわくでしょうか。

おそらく多くの人が、たくさんの犬や猫に囲まれながらブリーディングを行っているイメージを持つことでしょう。

でも「ブリーダー=たくさんの動物を扱っている」ということが常に正しいわけではありません。これから、頭数管理や品質維持に関するポイントを取り上げていきす。

頭数管理とは?

ブリーダーは簡単に言えば動物たちの繁殖に関わったり、品種改良に携わったりする職業です。

残念ながら一部の心ないブリーダーやペットショップ、飼い主からは物扱いされることもありますが、ブリーダーは生命に接してその貴さを意識しやすい立場にあるので魅力的な職業です。

ブリーディングにおいて意識すべき大切なポイントを一つあげたいと思います。それは頭数管理です。責任感があるブリーダーはきちんと管理できないのであれば無理に動物の頭数を増やしません

そんなことをすれば管理が難しくなっていわゆる「ブリーダー崩壊」を起こしてしまうかもしれません。人間に関しても言えますが、無計画な子作りをすると後で自分自身も生まれてきた子どもたちも苦しむことになります。

優秀なブリーダーはせいぜい10匹くらいに管理頭数をコントロールします。しかし崩壊を起こすようなブリーダーはその2倍も3倍も持っているのでペットを健全に扱う事ができません。

品種品質維持のポイント

頭数を適切に管理する事はブリーディング品質維持のためにも重要です。動物の繁殖や飼育には当然お金がかかります。餌代や血統書関連の費用、ワクチンの費用などはもちろん、衛生面での管理にもお金はかかります

頭数が多ければそれだけかかる費用も多くなります。そうなると費用削減のために十分に行きとどいた環境ではなく、劣悪な環境で飼育をする罠に陥りかねません

適切な頭数は環境維持のために大きな要素となります。

頭数管理と品種維持

品種に関してもそうです。ブリーダーは特定の血統を維持するために近親交配を行うことがあります。これは古くからおこなわれてきた方法であり、良い遺伝子を残しやすい手法にもなっています。

しかし一方で近親交配の無理な繰り返しの結果、奇形のものが出てくるという大きなリスクもあります。頭数管理ができないブリーダーはこうした品種維持に関しても計画的で緻密な作業が出来ない可能性がありますから、これは懸念される問題です。

ですからブリーダーとして儲けることを考えるのは悪くないですが、それを優先して崩壊を起こしてしまわないように、飼育頭数は5頭までとか、出産は年に1回までとか、道理にかなった頭数管理をすることが大事です。

まとめ

ブリーダーにとって重要な一つの要素は頭数管理です。これを怠って無理に多くの頭数を持とうとすると、飼育環境の悪化や品種の問題などにつながりかねません。

ペットは生命です。常に倫理観を持ってブリーディングに臨みたいものです。